ウェディングドレス選びは、結婚準備の中でも特に重要なイベントの一つですよね。
理想のドレスに出会うために、何回試着をすればよいのか?
また、何回まで試着ができるのか?と不安に思っていらっしゃる方も多いかと思います。
実際、私がドレスコーディネーターとして担当させていただいたお客様からも、初回打ち合わせで聞かれることが多かった内容です。
この記事では、ウェディング業界において平均的な試着回数や一度のお打ち合わせで着れるドレスの着数、そしてあなたにとって運命の一着に巡り合うためのポイントについてご紹介します。
この記事の内容が少しでもあなたの大切な日のための準備に役立てば、とても嬉しいです。
目次
Toggleウェディングドレスの試着回数の平均
一般的に、ウェディングドレスを選ぶための試着回数は3回から5回が平均と言われています。
ただし、これはあくまで目安であり、性格にもよりますので個人差があります。早い段階で「これだ!」と一目惚れのようにドレスに出会う方もいれば、複数回の試着を重ねて比較することでより納得のいく一着を見つける方もいらっしゃいます。
また、当日お色直しをするかしないかによっても試着回数が変わってきます。
衣装内容が和装か洋装かでも試着回数やお打ち合わせの時間が変わってきますので、初試着する頃には当日の衣装の種類は何がいいのかを決めておくとスムーズです。
実は、意外と多いのが初試着で気に入るドレスが見つかり、その後何着か着てみるものの「やっぱりこれだ!」と変わらなこと。
何も先入観がない時点での「好き」って、やっぱり大切だな、と感じていました。
試着回数を左右するポイント
ここでは試着回数を左右するポイントについてご紹介します。
1. 準備とリサーチ
事前にどんなドレスが自分は好きなのか、ついつい目がいってしまうドレスの共通点は何なのかを知っておくと、スムーズに準備を進めることができます。
インターネットや雑誌で気になるドレスのデザインやブランドを調べて何が心躍るか、見ておきましょう。
最近はインスタグラムで卒花さんのリアルな情報も手に入るので、是非お式をする会場のインスタグラムもチェクしてみてくださいね。
事前リサーチが無い場合のあるあるなのが、どれが良いか分からないからとにかく全種類・数を着てみた結果、ドレス迷子になり、試着期間が楽しみよりも悩みが多くなってしまうこと。
折角の準備期間、楽しめるように是非一度調べてみてくださいね。
2. 試着のスケジュール
ドレスショップにもよりますが、大体6ヶ月程前から試着が始まります。
その後、試着を重ね、3ヶ月前頃にはお小物合わせと採寸。式直前にサイズ確認があります。
前撮りや二次会衣装を同じショップで手配する場合はそれによって来店回数が変わりますが、新郎衣装合わせや親族衣装合わせに同行される方もいるので、そうなると意外と足を運ぶ回数は多いかもしれません。
また、提携のドレスショップが1社の場合は、ドレスの入荷のタイミングや挙式に出ているドレスなどもあるため、担当ドレスコーディネーターとお打ち合わせの間隔を上手く調節することで1回目の試着で出会わなかったドレスに2回目のお打ち合わせで巡り合うことができます。
提携のドレスショップが複数ある場合は、目星をつけたショップを短期間で回ることができれば、試着回数を効率的にこなすことができます。
ただ、あまりにも詰め込みすぎるとドレス選びに混乱を招くため、2~3店舗を目安に計画してみましょう。
どの1着にするのか悩む期間を確保するためにも、ドレスショップ自体は早めに決めることがおすすめです。
ショップの雰囲気やドレスのテイスト、担当コーディネーターとの相性などで決めてみてくださいね。
3. フィッティングの感覚
自分の体型やスタイルに合うドレスがわかっている場合、試着回数は少なくなることが多いです。
逆に、具体的なイメージが固まりきっていない場合は、様々なスタイルを試す必要があるため、試着回数が増える傾向にあります。
ただし安心してください。自身の体型やスタイルに合うドレスを熟知している新婦様は少数派。
皆様、ドレスフィッティングを経験して、感覚を掴んでいく新婦様がほとんどですので、担当のドレスコーディネーターにいろいろ相談してみてください。
似合うものとなりたいものも掛け合わせた上で、紹介してくれるはずです。
そうすると、どんどんフィッティングが楽しくなりますよ。
後悔しないドレス選びのコツ
一生に一回と言われる日だからこそ。
ここからはドレス選びにおいて、後悔しないコツを4つご紹介します。
1. 早めの準備
ドレスのお打ち合わせは事前予約制のショップがほとんどで、予約なしで当日に行っても試着できないこともあります。
また、ドレスの一回のお打ち合わせ時間は3時間前後で、その中で着れる着数やデザインには限りがあるため、運命のドレスに出会うには思っているよりもタイミングが必要です。
少なくとも結婚式の6ヶ月前から試着を始めることをお勧めします。
2. 予算の設定
事前には決めづらい部分ですが、試着に臨む前に予算を明確にしておくことで、賢く試着を進めることができます。
ドレスだけでなく、アクセサリーやシューズ、ランジェリーなどのトータルコーディネートが必要になることも考慮してみてくださいね。
もし確実に予算内で決めたい場合は初回打ち合わせで小物の相場を聞いておくといいかもしれません。
3. 友人や家族の意見
試着には信頼できるご友人やご家族と来店することがおすすめです
第三者の客観的な意見は、迷った時や自分の好きが合っているか不安な時に、多いに役立ちます。
是非内面までよく知っておられる方と来店してみてくださいね。
4. 写真を撮る
試着時に写真を撮っておくと、後で比較しやすくなります。
あとで記憶の中で比較しようとしても意外と比べられないもの。
できるだけ同じような画角・加工無しで複数枚撮っておくことがおすすめです。
基本的にはドレスコーディネーターが撮ってくれるので、気軽に頼んでみてくださいね。
撮り方も熟知しているので、お任せいただく方が画角が安定して後に比較しやすいです。
結びに
ウェディングドレスの試着回数は個人差がありますが、平均的には3回から5回が目安。
事前のリサーチや計画、信頼できる第三者の意見を参考にすることで、より確信を持って理想のドレスを見つけることができます。
最良の結婚式を迎えるために、納得のいく一着を見つけましょう。
ここまで読んでくださったあなたにとって、素敵な一日となりますように。